親御様の衣装選び

皆様、こんにちは!

 

さて、 本日は結婚式の親御様の衣裳についてご紹介していきたいと思います。

これから結婚式の準備を進めていかれる方のご参考になれば幸いです!(^^)!

 

まずは、挙式時間や会場の雰囲気等によもよりますが、大きく分けて3つの衣裳があります。

 

 

・お父様

◆モーニングコート [正礼装]

 

お父様衣裳といえば、こちら。お時間帯に関係なくお召し頂ける定番の衣裳

 

 

 

◆タキシード [正礼装/準礼装]

 

夕方以降の挙式ならこちら。

レストランウエディングや比較的カジュアルなパーティー等ではお昼間でも着ることもあります。

 

 

 

◆ディレクターズスーツ [準礼装]

お昼間の挙式でご友人メインのカジュアルなパーティー向き

最近では、格式ばったお衣装よりもう少しカジュアルにしたいと

こちらのお衣装を希望される方も…

 

 

 

 

 

・お母様

◆黒留袖 [正礼装]

 

 

 

和装では最も格式高く、5つ紋が入った黒地の着物で定番のお衣装

 

 

 

 

 

 

◆アフタヌーンドレス [正礼装]

 

 

近年、洋装のドレスを着用されるお母様も増えてきており

光沢のない生地で肌の露出お抑えたもの、スカート丈はロング(くるぶし)丈

のものが洋装で最も格式高くなります

 

 

 

 

 

 

◆ セミフォーマルドレス [準礼装]

アフタヌーンドレスよりも裾がやや短めでカジュアルな結婚式向け

◆色留袖

色留袖には、3つ紋や1つ紋のものは準礼装にあたり、紋の数が決まっておらず、紋がついていないものもある為

同じ留袖でも格が異なります。

お母様が色留袖をお召しになる場合は、5つ紋の比翼仕立てのものを選ぶと黒留袖と同格になるので

選ぶ際には気を付けるポイントとなります。

 

 

 

 

 

 

新郎新婦は自分たちの挙式・披露宴へお越しいただいたゲストをもてなす側

そして、そのお二人の親御様も同じくゲストをもてなす側にあたります。

更には、ご両家を代表する立場でもあるのでシーンにあった

きちんとした衣裳で挙式・披露宴を迎えることをお勧め致します。

あまり堅苦しいものにしたくないし…親族だけだし大丈夫だろう!

ちょっと大袈裟なのでは??と思われる方もいますが

ご親族の方でも古き良き「しきたり」を大事にされている方もいらっしゃったり

会社関係や上司の方を招くような挙式披露宴などでも

当日、恥ずかしい思いをしない為にも しっかりポイントをおさえて衣裳を選びましょう。

 

 

*point1*
基本的にはご両家でお衣裳の「格」は揃えた方がよい

お父様自身はタキシード、ディレクターズスーツを着用するが、お相手様側はモーニング着用となった場合

衣裳の「格」が異なるので 両家で差があると、ご挨拶の時などに両家が並んだ際に目立つことがあります。

ちぐはぐな印象にならないよう衣装のバランスもとても大切となります。

特にお母様の衣装は、両家で統一された方が望ましいです。

また、洋装か和装か「格」が揃っていればどちらをお選びいただいても大丈夫ではありますが、

やはりこちらも両家で揃えていただいた方が望ましいでしょう。

 

 

*point2*
ご両家でよくご相談の上、衣裳を決める

point1で挙げたように、お相手様側と衣裳の「格」が異なると挙式当日、お互いに気まずい雰囲気になってしまうこともあります。

そうならない為にも、前もってご両家でどんな衣裳を着るかあらかじめ相談しておいた方が衣裳選びもスムーズに進みます。

また、様々な事情から両家でお衣装が揃わない場合もあるかと思います。

大切なのは、衣装の種類や格式に対して、両家で意思疎通を図ること。両家のご希望や状況を尊重し合った衣装の選択です。

 

 

この2つのポイントをしっかりおさえつつ、親御様の衣裳準備を進めてみてはいかがでしょうか